新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策支援として、正しくデータを把握・分析・シミュレーションすることで感染拡大の防止や社会経済活動維持の両立を支援するため、データ・AI活用に取り組みたい団体・企業やデータサイエンティストを対象に、「MAGELLAN BLOCKS」を無償提供します。
Withコロナ/Afterコロナといわれる刻一刻と変化する状況においてこそ、オープンデータや各団体、自社で保有するデータなどから、地域や市場・業界、自社の状況を正しく把握し、緻密な分析、課題の発見・解決に努めていくことは極めて重要になります。
新型コロナ共存支援プロジェクトを通じた「MAGELLAN BLOCKS」の利用により、多くの団体/企業で社会経済活動に役立つ分析データの公開や、細部における変化の観測・予測ができるようになることで、地域が抱える漠然とした不安の解消、人々の活動継続を支援し、社会課題の解決に貢献できれば幸いです。
ご利用いただける「MAGELLAN BLOCKS」の各種サービス
【データ統合・分析】
「データバケット」で、サーバーやクラウド構築の専門知識がなくても、画像・音声・CSV・各種センターデータなど、様々なデバイスから送信されるデータを収集・保存することができます。
「フローデザイナー」で、どこにデータを蓄積するか、データをどのように処理するかなど、機能ブロックを組み合わせるだけで処理フローを自由に設計することができます。
「DataEditor」では、データを視覚的に確認でき、欠損値の補完や異常値の排除などAIで扱えるように簡単に加工することが可能です。さらに、それらのデータを使ってAIモデルの作成と予測までワンストップで実現します。
気象データセット、カレンダーデータセット、オープンデータとして新型コロナウイルス国内感染の状況データ(TOYO KEIZAI ONLINE)をご利用いただけます。
【予測・分類】
「モデルジェネレーター」では、モデルの定義・作成やパラメータのチューニングなど、AI技術を扱う上で難度の高い要素を自動化。独自に開発した500以上のトレーニング済みディープラーニングモデルを提供し、ユーザーはノンプログラミングで意識することなく、手軽に予測モデルを作成できます。また、クラウドAIサービスとして唯一、数値や画像、文字、音声といった様々なデータを使って予測モデルを構築することが可能です。
新型コロナ共存支援プロジェクトの概要
- 申込受付期間:2020年6月9日(火) ~ 2020年9月30日(水)
- 無償提供期間:提供開始日から3か月間
※無償期間終了後は有償サービスに移行し継続利用ができます - 対象:
- 街や活動拠点、自社業界等を対象にCOVID-19に付随する経済影響の分析・対策検討を行いたい団体/企業
- COVID-19に関連する分析を行いたいデータサイエンティスト など
※本ブログの内容や紹介するサービス・機能は、掲載時点の情報です。