Boxサービスアカウントを作る
Boxサービスアカウントを作る
フローデザイナーでBoxカテゴリーのブロックを利用するためには、Boxサービスアカウントが必要です。
Boxサービスアカウントは、Box開発者コンソールでBoxアプリを作成すると自動で作成されます。
ここでは、このBoxアプリを作成する手順(下記1から3)と、Boxサービスアカウントをフローデザイナーに登録する手順(下記4)を紹介します。
以下、上記各手順ごとに、詳しく解説します。
1. Boxアカウントを準備
Boxの利用にあたっては、2段階認証を有効化したBoxアカウントが必要です。
Boxのサイトから画面右上の[サインアップ]ボタンをクリックしてBoxアカウントを作成します。
Boxアカウントがなければ、https://app.box.comにログインして、Boxアカウントの2段階認証が有効化されていなければ、以下の手順で有効化します。
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
プロフィールアイコンは、ユーザーごとに異なります。
- メニューから「アカウント設定」をクリック
- アカウント設定画面を下へスクロールし、「2段階認証」項目の[設定]ボタンをクリック
- サインインオプションを選択し、[次へ]ボタンをクリック
この例では、推奨されている認証アプリによる手順を紹介します。
- 認証アプリでQRコードをスキャン
- 認証アプリに表示されている6桁のコードを入力し、[送信]ボタンをクリック
下図のように、「2段階認証」項目に、「認証アプリ」と表示と表示されていれば完了です。
もし、失敗した場合は再度やり直すか、他のサインインオプションで試してください。他のサインインオプションで成功した場合は、上図の「認証アプリ」の表示は、選択したサインオプションに合わせた表示になります。
2.開発者コンソールでBLOCKS連携用のアプリを作成
Box開発者コンソールからBoxアプリを作成します。
- Box開発者コンソールへアクセスして、Boxのアカウントでログイン
- [アプリの新規作成]ボタンをクリック
- 「カスタムアプリ」をクリック
- 「サーバー認証 (JWT使用)」をクリック
- アプリ名を入力
- [アプリの作成]ボタンをクリック
- 作成したアプリの構成オプション画面が表示される
- 「OAuth 2.0資格情報」の「クライアントID」をコピー
クライアントIDは、管理者コンソールでアプリを有効化するときに使用します。
- 「アプリアクセスレベル」の「アプリ+Enterpriseアクセス」をクリック
- 「高度な機能」の「as-userヘッダーを使用してAPI呼び出しを行う」と「ユーザーアクセストークンを生成する」のチェックボックスをオン
- 「公開キーの追加と管理」の[公開/秘密キーペアを生成]ボタンをクリック
- 2段階認証の認証コードを入力
- [送信]ボタンをクリック
- 再度「公開キーの追加と管理」の[公開/秘密キーペアを生成]ボタンをクリック
- ウェブブラウザーの機能を使って、生成されたファイルをダウンロードし、[OK]ボタンをクリック
ダウンロードしたファイルは、BLOCKSで利用します。Boxには保存されていませんので、大切に保管してください。
- [変更を保存]ボタンをクリック
以上でBLOCKS連携用のアプリの作成は完了です。
3.管理者コンソールでBLOCKS連携用のアプリを有効化
作成したBoxアプリを有効化します。
- 管理コンソールへアクセス
- 「アプリ」をクリック
- 「カスタムアプリマネージャ」タブをクリック
- [アプリの追加]をクリック
- 作成したアプリのクライアントIDを入力
クリップボードにコピーしたクライアントIDをペーストします。
- [次へ]ボタンをクリック
- [承認]ボタンをクリック
以上で、作成したBoxアプリの有効化は完了です。
4. Boxサービスアカウントをフローデザイナーに登録
Boxサービスアカウントをフローデザイナーに登録します。
- フローデザイナー画面右上の[設定]ボタンをクリック
- 「Boxサービスアカウント」をクリック
- [追加]ボタンをクリック
- グレーのボックス部分に公開/秘密キーペアを生成時にダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップ
もしくは、[ファイルを選択]ボタンをクリックして、公開/秘密キーペアを生成時にダウンロードしたファイルを指定します。
- [追加]ボタンをクリック
以上で、フローデザイナーにおいてBoxカテゴリーのブロックが利用可能になります。