基本操作ガイド

Basic Guide

JSONとは何か

JSONとは何か

JSON(JavaScript Object Notation)とは、構造化されたデータを表現するための記法です。BLOCKSでは、この記法でデータを表現することが多くあります。

このドキュメントでは、JSONが初めての方を対象に、BLOCKSを利用する上で最低限必要となる事柄について解説しています。詳しい内容および厳密な定義については、「JSONの紹介」および「RFC 7159 」の文章を参照してください。

JSONの例

下図のようなプロフィール情報があったとします。

JSONとは何かのサンプルデータ

以下は、このプロフィール情報をJSONで表現した例です。

{"name":"John Smith","age":35,"languages":["English","Japanese"]}

改行と空白を入れて見やすくもできます。

{
  "name": "John Smith",
  "age": 35,
  "languages": ["English", "Japanese"]
}

どちらも同じデータを表現した例です。

JSONでは、"age": 35のように、名前("age"の部分)と値(35の部分)のペアを基本とし、このペアの集まりでデータ(この場合はプロフィール情報)を表現します。

これらのように、JSONの記法で記述したテキストのことを「JSONテキスト」と言います。

表記方法

JSONで表現できる値は、文字列数値配列オブジェクトと、3種類(truefalsenull)のリテラル(文字の並び)です。

値の種類 説明
文字列 "John Smith"のように、ダブルクオート(")で文字の並びを囲んだものです。
数値 35のように、数値そのものです。10進数で表記します。1.234e-5のように指数表記もできます。
配列 ["English", "Japanese"]のように、複数個の「値」をひとまとめにしたものです。配列全体を[]で囲み、カンマ(,)区切りで「値」を並べます。値のひとつひとつを「要素」と呼びます。
オブジェクト

複数個の「名前」と「値」のペアをひとまとめにしたものです。

  • {"name":"John Smith","age":35,"languages":["English","Japanese"]}のように、オブジェクト全体を{}で囲み、カンマ(,)区切りで、「名前」と「値」のペアを並べます。
  • 「名前」と「値」のペアは、:で区切ります(名前:値)。
  • 名前は文字列で表します("で囲む)。
  • この「名前」と「値」のペアを「メンバー」と呼びます。
true 真偽の真を示します。すべて小文字のtrueでなければなりません。
false 真偽の偽を示します。すべて小文字のfalseでなければなりません。
null 値が空であることを示します。すべて小文字のnullでなければなりません。

JSONでは、これらの値を組み合わせて、「JSONの例」で例示したようなデータを表現します。

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