ブロックリファレンス

BLOCKS Reference

Salesforce

Einstein 画像認識【ベータ版】

このブロックはベータ版です。機能改善や不具合などの情報提供は、MAGELLAN BLOCKS のお問い合わせ機能からお願いします。

概要

このブロックは、Salesforce の Einstein Vision を使って画像認識を行います。

このブロックを利用するには、Salesforce アカウントと Einstein アカウントが必要です。Einstein アカウントについては、基本操作ガイドの「Einstein アカウント」を参照してください。

プロパティ

プロパティ名 説明
ブロック名 ブロックの名前を指定します。ブロックに表示されます。
Einsteinアカウント

Einstein アカウントを選択します。

Einstein アカウントは、あらかじめフローデザイナーの設定Einstein アカウントで設定を済ませておく必要があります。

モデルID 画像認識に使用するモデルの ID を指定します。指定しない場合は、Einstein Vision が提供する訓練済みのモデルが使用されます。
画像データの変数

認識させたい画像のデータが格納された変数を指定します。画像データは、バイナリデータでも Base64 でエンコードしたデータのどちらでも良いです。

結果を格納する変数

Einstein Vision が返す画像認識の結果を格納する変数を指定します。

結果は、以下のような JSON 形式のデータが返ってきます。

{
  "probabilities": [
    {
      "label": "Egyptian cat",
      "probability": 0.8228377
    },
    {
      "label": "tabby, tabby cat",
      "probability": 0.029718548
    },
    {
      "label": "carton",
      "probability": 0.028617058
    },
    {
      "label": "tiger cat",
      "probability": 0.015309217
    },
    {
      "label": "ping-pong ball",
      "probability": 0.010554026
    }
  ],
  "object": "predictresponse"
}

これは、猫の画像を認識させた結果です。"label" の部分が画像を何と認識したかを示しています。"probability" がその認識の確からしさを数値で示しています。数値は、0(可能性はほとんどない) から 1(可能性が高い) の範囲で示されます。

(この例の場合は、約 82 % の確率で Egyptian cat ではないかと予測しています。)

ブロックメモ ブロックに対するコメントを指定します。
結果の最大件数 認識結果の件数をコントロールしたいときに指定します。
タグ

認識結果にタグを付けたいときに指定します。

以下は、タグに Egyptian cat と指定した例です。

{
  "sampleId": "Egyptian cat",
  "probabilities": [
    {
      "label": "Egyptian cat",
      "probability": 0.8228377
    },
    {
      "label": "tabby, tabby cat",
      "probability": 0.029718548
    },
    {
      "label": "carton",
      "probability": 0.028617058
    },
    {
      "label": "tiger cat",
      "probability": 0.015309217
    },
    {
      "label": "ping-pong ball",
      "probability": 0.010554026
    }
  ],
  "object": "predictresponse"
}

このように、"sampleId": "タグ" という形式で出力されます。

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