基本
フローの開始
概要
このブロックは、フローの開始を表します。
このブロックでは、フロー実行に関する以下の設定ができます。
- フローの定期実行の設定
フローを定期的に自動実行する時刻を設定します。 - フロー終了時の通知設定
フロー成功時や失敗時の通知先(メール・Slack・ワークスペースメッセージ・PagerDuty)を設定します。 - フロー実行時のログの保存期間
フロー実行時の成功ログ・失敗ログの保存期間を日単位で設定します。
「フローの終了」ブロックと対で使用します。フローは、ひとつながりのブロックを「フローの開始」と「フローの終了」で挟むことにより、実行可能となります(下図参照)。
プロパティ
プロパティ名 | 説明 | ||||||||||
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ID |
IDが設定されているときのみ、表示されます。IDは、フローに付ける名前です。外部アプリケーションからフローを呼び出すときに使用します。 鉛筆ボタンをクリックすると、フローリストでIDの変更ができます。 IDは、フローリストで設定します。IDの規則は、以下のとおりです。
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ブロック名 |
編集パネルに配置した当該ブロックの表示名が変更できます。 ブロックリストパネル中のブロック名は変更されません。 |
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開始時間 |
フローを定期実行するときの開始時刻です。 開始時刻の設定は、「cron形式で入力」と「簡単設定」から選べます。どちらを選ぶかは、下図のように操作します(初期状態は「cron形式で入力」)。
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開始時間を有効にする | フローの定期実行の有効・無効を切り替えます。有効にすると、「開始時間」プロパティで指定された時間にフローが実行されます。 | ||||||||||
成功通知 |
フローの実行が成功したことを知らせる通知先を選択します。通知先は、フローデザイナーの「設定」の「通知」で事前に設定しておきます。 通知先は、複数選択が可能です。
重要
フローの実行時に、 たとえば、フロー名が「 警告 |
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失敗通知 |
フローの実行が失敗したことを知らせる通知先を選択します。通知先は、フローデザイナーの「設定」の「通知」で事前に設定しておきます。 通知先は、複数選択が可能です。
重要
フローの実行時に、 たとえば、フロー名が「 |
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ブロックメモ | このブロックに関するメモが記載できます。このブロックの処理に影響しません。 | ||||||||||
失敗ログの保存期間 | フローの実行が失敗したログの保存期間を指定します。単位は、日です。 | ||||||||||
成功ログの保存期間 | フローの実行が成功したログの保存期間を指定します。単位は、日です。 | ||||||||||
エラー時に起動するフローのID |
ジョブがエラーで終了した場合に自動的に起動するフローのIDを指定します。指定されたフローには、以下の情報が引き継がれます。
エラー終了時点での元のジョブの全ての変数も引き継がれます。 この機能により、エラー発生時に特定の処理(例:途中段階のファイル出力、カスタムエラー通知など)を実行できます。 |