ブロックリファレンス

BLOCKS Reference

Google Cloud

GCSからS3へ複数ファイルコピー

概要

このブロックは、Google Cloud Storage(GCS)からAmazon Simple Storage Service(S3)へ複数のファイルをコピーします。

コピーするファイルは、特定のファイル名パターンに一致するものを選択し、GCSからS3へコピーします。オプションで、既存ファイルへの上書も可能です。

infoこのブロックの利用には、以下の事前準備が必要です。

  1. AWSアカウントのアクセスキーIDとシークレットアクセスキー

    準備方法については、「AWSアカウントとアクセスキーopen_in_new」を参照してください。なお、シークレットアクセスキーは作成時のみ取得可能です。作成時にCSVファイルをダウンロードするか、表示されたシークレットアクセスキーをコピーして、安全な場所に保管してください。

    その後、これらの情報をフローデザイナー設定機能AWSアカウント設定で登録します。

  2. コピー先に対して最低でも以下のIAMポリシーが必要
    • s3:PutObject
    • s3:GetObject
    • s3:ListBucket

プロパティ

プロパティ 説明
ブロック名

編集パネルに配置した当該ブロックの表示名が変更できます。

ブロックリストパネル中のブロック名は変更されません。

GCPサービスアカウント

GCPのサービスアカウントを選択します。GCSへのファイルアクセスに使用されます。

AWSアカウント

AWSアカウントを選択します。S3へのファイルアクセスに使用されます。

コピー元ファイルの位置(フォルダ)のGCS URL

コピーしたいファイルが配置されているフォルダー(末尾/)のGCS URLを指定します。

  • 例:gs://bucket/folder/
  • gs://の入力は不要
  • 末尾の/がないと自動補完される
変数展開の指定が可能][%形式の文字列書式の指定が可能]
コピー元のファイル名パターン

コピーしたいGCSのファイル名にマッチするパターンを指定します。ワイルドカード (*, ?) や文字セット ([abc])、選択パターン ({txt,csv})、または任意のディレクトリパスが含められます。

説明
*.txt 拡張子が.txtのすべてのファイルにマッチします。
data_?.csv data_の後に任意の一文字を含み、拡張子が.csvのファイルにマッチします。
images/*/*.png images/フォルダー以下の、任意のサブフォルダー内に存在する拡張子.pngのすべてのファイルにマッチします。
report[01].csv report0.csvまたはreport1.csvという名前のファイルにマッチします。
data.{txt,csv} data.txtまたはdata.csvという名前のファイルにマッチします。
変数展開の指定が可能][%形式の文字列書式の指定が可能]
コピー先のフォルダのS3 URL

コピー先フォルダー(末尾/)のS3 URLを指定します。

  • 例:s3://bucket/folder/
  • s3://の入力は不要
  • 末尾の/がないと自動補完される
変数展開の指定が可能][%形式の文字列書式の指定が可能]
既存ファイルを上書きする

コピー先に同名のファイルが存在した場合に、上書きするかどうかを指定します。

  • check_box:上書きする
  • check_box_outline_blank:上書きしない
ブロックメモ このブロックに関するメモが記載できます。このブロックの処理に影響しません。

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