機械学習
物体検出(オンライン)
概要
このブロックは、物体検出サービスでトレーニングしたモデルを使って、指定された画像(1 枚のみ)内にある複数のオブジェクトを検出します。
info_outline 上図の出力変数の画像はイメージです。実際には、画像ではなく検出された個々の物体情報が出力されます。詳しくは、「判定結果を格納する変数名」プロパティの説明を参照願います。
物体検出を使うと、画像内に「なにが」・「どこに」・「いくつある」と言った情報が得られます。これを利用することで、製造業における外観検査、ブランド品の判別や自動運転での歩行者検出など、アイデア次第でさまざまな応用が可能です。
複数の画像内の物体を検出したい場合は、「物体検出(バッチ)」ブロックを利用してください。
プロパティ
プロパティ名 | 説明 | ||||||||||||||||
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ブロック名 |
編集パネルに配置した当該ブロックの表示名が変更できます。 ブロックリストパネル中のブロック名は変更されません。 |
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モデル名 |
物体検出サービスでトレーニングしたモデルを選択します。 |
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判定したい画像(JPEG)を格納した変数名 |
判定したい JPEG 画像を格納した変数を指定します。 変数の内容は以下のいずれかの形式で指定します。
info_outline 画像は 1 枚のみ指定可能です。複数の画像は指定できません。 |
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判定結果を格納する変数名 |
判定結果を格納する変数を指定します。変数に格納された値は、以下のような形式です。 { "bboxes": [ { "label_id": 1, "label_name": "cat", "xmin": 0.6, "ymin": 0.0, "xmax": 0.9, "ymax": 0.5, "score": 0.6 }, ...] }
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画像の分割幅(px)(カンマ(,)区切りで複数指定可) |
画像の分割幅をピクセルで指定します。カンマ( 分割幅の最低値は、300 ピクセルです。 |
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画像を分割する時のオーバーラップ幅(%) |
オーバーラップ幅を「画像の分割幅」に対する比率で指定します。 指定可能な値は、0 から 50 までの数値です。 info_outline 画像の分割は分割領域が重なり合うように分割します。その重なり合った部分をオーバーラップ幅と呼びます。 |
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ブロックメモ | このブロックに関するメモが記載できます。このブロックの処理に影響しません。 | ||||||||||||||||
結果を残す検出の score の閾値 |
結果を残すオブジェクト検出スコアのしきい値を指定します。 指定可能な値は、0 から 1 までの数値です(0.1 刻み)。 |
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検出矩形を融合させる IoU の閾値 |
IoU のしきい値(同一のオブジェクトに対して重複して検出された矩形を 1 つにする後処理の際のしきい値)を指定します。 指定可能な値は、0 から 1 までの数値です(0.1 刻み)。 |