2023年3月3日（金）13：10〜17：00に開催される「MCPC 第7回量子コンピュータ推進セミナー」で、株式会社グルーヴノーツ 代表取締役社長 最首英裕が講演します。

MCPC AI&ロボット委員会 量子コンピュータ・デジタルツイン推進WGが発足してから5年間、量子コンピューティング技術の高度化と応用ソリューション群の拡大は、さまざまな先進的システムへの実装を可能とし、従来は諦めていた課題のハードルを乗り越えています。特に国内では、各社によりシミュレーテッドアニーリングマシンが提供され、これらの社会実装を加速しています。さらに適用分野も、複雑に連携した網や面のインフラシステム効率化や未知の領域の材料探索、創薬の分野などへ拡大しています。

こうしたの進展を受けて、今回、第7回目として「先進的システム創造のための量子コンピューティング活用」と題したセミナーを開催します。本セミナーでご紹介する最新動向と技術革新や先進事例は、量子コンピューティングを組み入れた先進的システムの創造にインスピレーションを与えるはずです。

ぜひ、本セミナーから得られたアイデアにより、既存ソリューションやシステムをその先のパラダイムへ移行させていただければ幸いです。

セッション内容

セミナー開催にあたって 　
株式会社ゼネテック　MCPC量子コンピュータ・デジタルツイン推進WG主査　柏山 正守氏

慶応義塾大学　理工学部物理情報工学科　田中 宗准教授
「量子アニーリング等イジングマシンの研究開発動向と今後の展望」

日本電気株式会社　量子コンピューティング事業統括部　千嶋 博氏
「量子アニーリング技術の位置づけと応用事例紹介」

富士通株式会社　Uvance Core Technology本部　丸尾 昭人氏
「デジタルアニーラを活用した設計最適化技術開発への取り組み」

株式会社日立製作所　研究開発グループ　高橋 佳歩氏
「災害時の救援物資配送計画に対するCMOSアニーリング技術の適用検討」

東芝デジタルソリューションズ株式会社　ICTソリューション事業部　綿引 賢氏
「実用化する量子技術と更なる展開について ～東芝の量子技術への取り組み～」

株式会社グルーヴノーツ　代表取締役社長　最首 英裕
「なぜ量子コンピュータを必要とするのか？」
量子コンピュータを業務に活用しようとしている企業が増えています。道具としての量子コンピュータに注目が集まりがちですが、顧客は道具に興味があるわけではありません。企業はなぜ量子コンピュータに注目しているのか。必要とされていることは何か。私たちが感じていることをまとめてみました。

株式会社KDDI総合研究所　AI部門 量子コンピューティングP 　斉藤 和広氏
「KDDIグループにおける量子コンピューティングの取り組み」

開催概要

• 日時：2023年3月3日（金）13：10〜17：00
• 会場：Zoomによるオンライン配信
• 参加費：無料（事前登録制）
• 定員：500名（定員になり次第締め切り）
• 主催：MCPC（モバイルコンピューティング推進コンソーシアム）AI&ロボット委員会 量子コンピュータ推進WG

詳細・は、下記URLをご覧ください。

https://mcpcquantumcomseminar7th.peatix.com/