制限事項
制限事項
ここでは、MAGELLAN BLOCKSの制限事項について記載しています。
制限事項の一覧
MAGELLAN BLOCKSの制限事項の一覧です。
制限事項 | 制限値 | 備考 |
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配置可能ブロック数 | 50ブロック/ 1フローデザイナー |
追加オプションにより最大で250ブロック/ 1フローデザイナーまで増やせます。 |
フローの実行数上限 | 1500 |
フローの実行数とは、フローデザイナーのログパネルに表示されているフロー数です。 フローは、この上限数を超えての実行はできません。 フローの実行数がこの上限を超えると、フローの実行数が上限未満(上限値- 1)となるように終了(成功・失敗・キャンセル)しているフローのログを古いものから自動的に削除します。 ログの自動削除後、フローの実行数が上限を下回ると、上限を超えて実行しようとしていたフローが実行されます。 なおこのログの削除では、まず成功しているフローのログ削除を試み、まだ上限未満でなければ次いで失敗・キャンセルしているフローのログ削除を試みます。 info_outline終了前(準備中や実行中)のフローのログ削除は行われません。終了前のフローで上限に達していると、これ以上のフロー実行はできません。 この場合は、以下の手順を実行してください。
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モデルジェネレーターのランタイムバージョンの有効期限 | 古いランタイムバージョンは、新しいランタイムバージョンのリリース後から1年間の期間サポートされます。 |
サポート期間中は、トレーニング結果(モデル)の適用とそれを使った予測が可能です。 モデルジェネレーターのランタイムバージョンは、Google Cloud Machine Learning Engineのランタイムバージョンと対応しています。ランタイムバージョンのバージョンとリリース日の対応については、Googleのドキュメント「ランタイムバージョンリストopen_in_new」を参照願います。 |
warningこのほかに、フローデザイナー単位でメモリの使用量に制限があります。
BLOCKSは、マルチテナントのサービスとなっているため、ブロック(フロー)を実行する際にメモリを専有できない仕組みとなっています。
使用可能なメモリの上限値は、フローデザイナーの編集操作およびフローの実行内容で変化します。
使用量を超えると、フローデザイナーの編集ができなくなったり、フローの実行が停止することもあります。
info_outlineメモリの使用量は、変数の使い方によって大きく変化します。
変数は、フローの実行開始から終了までの間、メモリに保持されます。
このため、変数に大きなデータを格納したり、そのような変数を多く持つと、メモリの使用量が増大します。
「クエリーの実行」ブロックや「SOQLクエリーの実行」ブロックの「結果を格納する変数」などは、クエリー結果によっては膨大なメモリを必要とします。
また、メモリ使用量の制限は、フローデザイナー単位であるため、1つのフローデザイナーで複数のフローを同時実行することでもメモリの使用量は増大します。
info_outline制限事項や制限値は変更される場合があります。