新機能リリース
Release Information
ARIMA+モデルに対応した、モデル作成ブロックおよび推論/予測用ブロックの追加
MAGELLAN BLOCKS は、新機能の追加や機能改善を定期的にリリースしています。
この記事では、最新のリリース情報をお知らせいたします。
新機能 「ARIMA+(時系列)モデルの作成」ブロック、「推論/予測(ARIMA+(時系列)モデル)」ブロックを追加(α版)
DataEditorではARIMA(自己回帰和分移動平均)モデルを用いた分析ができます。
時系列データ(気温の遷移や降水状況などの気象観測や交通の状態、土地利用の変遷など、ある一時期の状態を表すような、時間的に変化した情報を持つデータ)から時間的にどう変化しているのかを解析し、その結果から将来どのように変化するのかを予測することを時系列データ分析(時系列データ解析)といいます。 ARIMA(自己回帰和分移動平均)モデルを用いた時系列データ分析は、データ系列のある点とその直近時点の値との関係性を分析し、それらの関係性が将来も保存されるという仮定を置いて予測する手法です。
今回新たにDataEditorに追加したARIMA+に対応して、モデル作成に対応したブロックとモデルでの推論/予測用のブロックを追加しました。
これによりモデルの作成から推論/予測までを自動化することが可能となります。
対応サービス:機械学習
その他の新機能、改善点
- フローデザイナー:フロー内で1つだけブロックを実行する機能を追加
- フロー内のブロックのサブメニューで「フローをここから実行 (α)」に加えて「ブロックを実行 (α)」を追加しました。
- フローデザイナー:「ジョブ起動」ブロックへの機能追加
- 対象のフローを起動したくないユースケース向けに起動自体を無効にする設定を追加しました。
- これにより、フローから対象ブロックを取り除いて対応するなどの手間が不要となります。
- その他:利用者の表示機能を拡張
- 利用者の表示機能内で、閲覧専用モードにて表示しているかを分かるようにしました。
- 通常モード(編集できる状態)で表示している場合にのみ表示されます。これにより、フローを実行するために閲覧専用モードで利用しているユーザーかどうかを判別できるため、安心して編集や保存ができるようになります。
- その他:タブ作成時の機能を拡張
- 一度に複数のタブを作成できるようにしました。
- カンマ、改行、タブ区切りでも、一括登録が可能です。
グルーヴノーツは、お客様の課題に寄り添い、継続的な機能改善および新機能の開発を行っております。
今後ともグルーヴノーツならびに「MAGELLAN BLOCKS」を、よろしくお願いいたします。