新機能リリース
Release Information
ワークスペース:LLM利用量の可視化と管理機能の強化
MAGELLAN BLOCKSは、新機能と改善された機能が定期的にリリースされます。この記事では、最新のリリース情報をお知らせします。
今回のリリースでは、LLM利用量の可視化と管理機能を強化し、より効率的なリソース管理を実現します。また、データ処理フローの信頼性向上のための新機能も追加されました。
新機能 LLM利用量の可視化と管理機能
LLM(大規模言語モデル)の利用量をグラフで視覚的に確認できるパネルと、トークン使用量の上限設定およびアラート通知機能が追加されました。これにより、MAGELLAN BLOCKS内でのLLM利用状況を効率的に管理できます。

メリット
- リソース使用状況の可視化:トークン使用量をグラフで視覚的に確認することによる直感的な利用状況の把握
- 予算管理の効率化:月間トークン上限値設定とアラート通知による予算超過防止
- 使用状況のモニタリング強化:日毎または積算での使用量確認と月ごとの詳細データアクセスによる適切なリソース配分
- 自動アラート機能:設定した「しきい値」を超えた場合の管理者・プロジェクトメンバーへの自動メール通知による迅速な対応
特徴
- LLM利用量グラフ表示パネル:
- ワークスペースへの柔軟な配置が可能
- 「日毎」または「積算」表示による使用推移の把握とグラフによる直感的な確認が可能
- 過去24ヶ月分の月別使用量データ参照が可能
- トークン総使用量と使用率のパーセンテージ表示により使用状況の即時把握が可能
- LLMトークン上限とアラート設定:
- 組織設定画面からの一元管理が可能
- 組織全体およびリソースごとの上限値設定が可能
- 複数しきい値(50%、90%、100%)でのアラート設定による段階的な通知が可能
- 管理者・プロジェクトメンバー・請求先アドレスへのメール通知による関係者間の情報共有が可能
活用シーン
- 予算管理者での活用:
- 月間使用量の推移確認によるコスト予測
- 組織全体とリソースごとのトークン使用状況の把握
- 予算配分の適切な調整と最適化
- コスト超過前の事前対策実施
- プロジェクト管理者での活用:
- リソースごとのトークン使用状況の透明化
- チーム間のリソース配分の公平性確保
- 利用パターンの分析によるリソース最適化
- 使用量急増時の原因特定と対策立案
- システム管理者での活用:
- 組織全体のLLM利用傾向の分析
- リソース使用量の長期的推移確認
- アラート設定による自動監視体制の構築
- ステークホルダーへの使用状況レポート作成
対応サービス:ワークスペース
その他の新機能と改善
今回のアップデートでは、LLM利用量の可視化と管理機能に加えて、以下の機能追加が実施されました。
- ローデザイナー:Excelシート存在チェックブロックを追加
- Google Cloud Storage上のExcelファイルおよび複数シートの存在が確認可能
- データ処理の前提条件を確実に検証
- 人的ミスによるエラーを削減
- Google Cloud Storage上のExcelファイルおよび複数シートの存在が確認可能
グルーヴノーツでは、お客さまの課題に寄り添い、継続的な機能改善および新機能の開発を行っています。
今後とも、グルーヴノーツならびに、「MAGELLAN BLOCKS」をよろしくお願いします。